事業部長メッセージ

光学の力で、医療・バイオ分野へ新たなソリューションを。

執行役員 ヘルスケア事業部長 濱谷 正人

我々の使命

ヘルスケア事業部は2017年、医療機器を扱う「メディカル事業推進本部」と生物顕微鏡などを扱う「マイクロスコープ・ソリューション事業部」を統合することで誕生しました。現在、「顕微鏡ソリューション」、「細胞ソリューション(再生医療・創薬支援)」、「眼科ソリューション」で構成されています。我々の使命は、約1世紀にわたって培ってきたニコンの光学技術を活かして、医療、バイオサイエンスの分野に貢献すること、そして高齢化が進む社会のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に寄与することです。今後5年間で、映像事業、精機事業に続くニコンの中核事業となることを目指しています。

我々のシナジー

「顕微鏡ソリューション」は常に革新的な顕微鏡を開発し提供します。「細胞ソリューション(再生医療・創薬支援) 」は細胞を選択・操作し観察・解析する技術を通じて再生医療や創薬の分野に貢献。そして「眼科ソリューション」はより広範囲に眼底の網膜画像を取得し、その画像を解析する機器とアプリケーションを提供します。このすべてに共通しているキーワードが“見る”ということ。その基盤となるものが光学技術。優れた光学系を持つ顕微鏡がより質の高い細胞の管理を可能にし、その光学系の技術がより鮮明な眼底画像の取得を可能にします。さらに、細胞と眼科、それぞれの分野からのフィードバックが、さらなる顕微鏡の進化を促すのです。

未来への展望

QOLのキーワードとなる“健康寿命”。楽しく生きる上で重要な課題ではないでしょうか。その大きな要素にクオリティ・オブ・ビジョン(QOV)があります。「失明のない世界を」、それが私の願いのひとつです。そのために現在、人工知能(AI)による網膜画像の解析で、糖尿病眼疾患による失明を低減することに取り組んでいます。再生医療による角膜、さらにその先にある網膜の再生。もっと先の未来には“目の再生”を可能にできるかもしれません。そこに光学の力があります。

※コメントは2018年10月時点のものです。