私たちの取り組み日本国際眼科病院(ハノイ)が、ベトナム初となるOptosを導入

ベトナムの首都ハノイにある、日本国際眼科病院(Japan International Eye Hospital)。
この施設に2021年1月、ベトナムでの第1号機となる、ニコングループOptos社製の超広角走査型レーザー検眼鏡が導入されました。

日本国際眼科病院は、日本の大手眼鏡店ブランドであるパリミキを擁する三城ホールディングスによる出資で、2014年10月に開設されました。この病院は、世界トップクラスの眼科専門病院と同等の最新設備を積極的に取り入れ、Optosをはじめベトナム初の眼科関連機器が数多く導入されています。さらに、ベトナムと日本の経験豊富な眼科医が集い、日本の基準に基づいた厳格かつ徹底した検査と治療、手術などのプロセスを展開。来院者への包括的な医療サービスをローカルプライスで提供し、ベトナムの眼科医療水準の向上と人々の眼の健康に貢献しています。

日本国際眼科病院(JIEH)

今回、日本国際眼科病院の青柳様、三原様にOptos導入の経緯と実際に現場で使用した評価をお聞きしました。

Optos社製の超広角走査型レーザー検眼鏡による眼底検査

- 日本国際眼科病院とは、どのような病院なのでしょうか。

【青柳様】
グローバルに眼鏡店を展開する当社、三城ホールディングスでは、経済発展の続く東南アジア諸国において、他の眼鏡チェーンとの差別化をどのように行うかが大きな課題となっておりました。そのような中、ベトナムでの日本国際眼科病院取り組みは『現地の人たちに役立つ事業を』という明確な理念と、長年にわたり現地の眼科医療に貢献されてきた服部 匡志医師のご協力のもとにスタートしました。従来の外資系病院は、各国への赴任者などに自国と同レベルの医療を提供するため、医師や看護師を現地に送り込むスタイルがほとんど。必然的に治療費は高額となり、現地の人で医療を受けられるのはごく限られた患者さんだけでした。日本国際眼科病院は、ベトナムの医師・看護師・スタッフによって日本と同等レベルの医療を現地の人々に提供する事を目標として、最新の医療ノウハウ・機器・設備を積極的に導入し、さらに地元と変わらない診療費での運営を維持している、現地に根差した病院です。
当社では、病院と連携した眼鏡店も設立しました。ここでは商品を販売するだけでなく、お客様の眼の状態や数年後の変化を診断し、眼の調節力の維持や近視の抑制など従来の眼鏡店にはない、その方のクオリティ・オブ・ライフに寄り添った商品・サービスを提供。私たちが日本で100年近く培ってきたお客様第一の接客と、日本の先端医療の融合により、大きな相乗効果を生み出していると感じております。
日本国際眼科病院 代表取締役社長 青柳洋介様

- 今回、Optosの導入に至った経緯と、現場で使用した評価をお聞かせください。

【青柳様】
ベトナムは東南アジアの中でも特に高齢化が進んでいます。糖尿病患者数も増加しており、また若い世代でも、スマートフォンなどのデジタルデバイスの普及で眼を酷使する環境が広がっている状況は他の国々と同様。そういった要因が引き起こす網膜変性・網膜裂孔・網膜剥離の予防には、定期的に網膜疾患スクリーニングによる早期発見が重要です。高速・高精度で広範囲の網膜画像を取得できるOptosなら、より多くの人々の眼検診に貢献できると考えたことが導入の決め手でした。
撮影した眼底画像を見ながら説明
【三原様】
当院ではフェーキックやレーシックなどの屈折異常矯正手術を実施していますが、強度近視の方には近視性網膜変性がつきものです。手術の可否を判断するには術前の適応検査が不可欠で、その中でも網膜変性スクリーニングを必須で実施しています。その背景にもとづき『簡単に周辺部網膜の撮影ができる』、『検査が短時間で済むなど、患者様に新たな付加価値を提供できる』という理由で、Optosを導入しました。また、当院ではOptosで撮影したオペの術前/術後の眼底画像を電子カルテに保存しています。この画像をモニターに投影しながら患者様への説明を行うと、疾患の状況などをより具体的に理解していただくことき、それがとても有用であると実感しています。
日本国際眼科病院
マーケティング担当 三原 寿直様

三城ホールディングスはベトナムをはじめ、
アジア諸国で眼科医療と眼の健康に貢献する活動を展開しています。

三城ホールディングスは、ベトナム以外にもフィリピン、タイの各国において、お客様が店舗で眼科医によるEye Checkを受けられるサービスを展開。眼鏡事業とメディカルを連携させることによって、アジア諸国の眼科医療の基礎整備、技術の向上と、より多くの人々の眼の健康の向上に貢献しています。
ニコンはその活動の一端を、Optos製品をはじめとする光学機器でサポートしています。現在、Optos製品は世界で19,000台以上※使用されており、超広角眼底画像とともに、検査・診断における利便性・快適性などを医師と患者の人たちの双方に提供しています。

  • 2021年7月現在