- ・本記事で紹介する当社製品は、医療機器ではありません。
- ・記事内のコメントは、専門家(個人)の見解であり、当社製品の性能・効果の保証や推奨・広告を意図するものではありません。
株式会社
副社長
王飛飛(ワン・フェイフェイ)
- *役職・所属等は取材当時のものです
肌の乾燥やヒリヒリ感、敏感肌で悩んだことはありませんか。
いま中国では、環境ストレスや生活習慣の変化、気候変動などの影響によって、肌トラブルに悩む人が増えています。
中国を代表するスキンケア企業、ボタニー(Botanee)の副社長である、王飛飛(ワン・フェイフェイ)氏は、「肌の悩みは、見た目だけの問題ではありません。その人の自信や心の状態にも大きく影響します」と語ります。
人々が自分の肌をもっと心地よく感じられることを目指して、ボタニーは、日常的な肌トラブルのメカニズムを解明するとともに、植物由来の成分によるスキンケアの研究を進めています。ニコンの顕微鏡技術が、その活動を支えています。
植物の力を活かしたスキンケア
株式会社
研究科発マネジャー
張超(チャン・チャオ)
- *役職・所属等は取材当時のものです
ボタニーは、中国南西部の自然豊かな地域である、雲南省に自生する植物を研究対象としています。この地域の植物の多くは、厳しい環境の中で何百年も生き抜いてきました。その過程で、自らを守り修復するための成分を身につけてきたと言われています。研究開発マネジャーの張超(チャン・チャオ)氏は、「これらの成分は、肌バリアを強化し、老化の兆候を抑え、肌を明るくし、さまざまな刺激からの回復を助ける可能性があります」と解説します。
これは言い換えれば、自然の中でストレスに耐えてきた植物は、日常のストレスにさらされる私たちの肌をサポートする“力”を持っている可能性がある、ということです。
その仕組みを理解するためには、表皮のすぐ下で起きている生物学的な反応をより深く調べる必要があります。しかし、それは肉眼では決して見ることのできない世界。そこに極小の世界を見る、顕微鏡の力が活かされています。
スキンケアの進化に貢献する顕微鏡技術
株式会社
アシスタント研究員
王 博(ワン・ボ)
- *役職・所属等は取材当時のものです
ボタニーの研究者が扱うサンプルは、皮膚細胞、皮膚の3Dモデル、さらには生体反応を調べるためのゼブラフィッシュ(小型の淡水魚)まで多岐にわたります。
これらのサンプルの、極めて小さな変化を観察するために、研究者たちはニコンの共焦点レーザー顕微鏡システム「AX R with NSPARC」 を使用しています。
この顕微鏡によって、次のような観察が可能となりました。
- ●皮膚内部の神経ネットワークを3Dで可視化する
- ●植物由来成分に対する細胞の反応や成長をリアルタイムで観察する
- ●これまで捉えられなかった、サンプルのわずかな変化を検出する
「この顕微鏡はひとつのサンプルから、数百ギガバイトにおよぶ超高解像度データの取得を可能にします。これにより、肌のさまざまな現象のメカニズムを、より正確により速く理解できるようになりました」とアシスタント研究員の王博(ワン・ボ)氏は語ります。
ニコンの顕微鏡は研究者の“視野”を広げ、スキンケアの進化に貢献しています。
研究の成果を、人々の健やかな肌と心のために
顕微鏡によって得られた科学的な知見は、ボタニーの製品開発に直接活かされています。
特に「WINONA」シリーズは、臨床試験をクリアした皮膚科グレードのスキンケアブランドとして、多くの敏感肌の人々を支えてきました。
このようなアプローチは、研究室と人々の日常生活の距離を縮めます。顕微鏡の下で得られた研究成果が、毎朝、私たちの手に取るスキンケア製品に活かされているのです。
王副社長は、「敏感肌にとどまらず、今後もさまざまな肌トラブルの根本的な仕組みの研究を続けていきます」と語ります。目指すものは、肌の悩みを減らし、多くの人々が自信を持ち、輝いて暮らせる社会。
健康な肌は、心地よさや自信、そして“心の安定”につながるのです。
ニコンの顕微鏡はこれからも、研究者たちに寄り添う”目”として貢献し続けていきます。