細胞培養を最適に行うための評価技術セミナーシリーズ
第5回の開催のお知らせ

2020年10月30日
株式会社ニコン

従来、ヒト由来神経細胞の利用は困難でしたが、iPS細胞由来神経細胞が活用できるようになりました。今回は、東北工業大学・鈴木郁郎先生に創薬研究におけるその活用の事例をご紹介いただくとともに、今後の発展性について、エリクサジェン・サイエンティフィック社とNikon開発担当者とともにオンラインで意見交換を行います。
創薬研究・開発分野で細胞培養やアッセイ構築を行っておられる研究、開発者向けの内容となります。

開催予定セミナー

第5回:Newノーマル ~iPS細胞由来神経細胞の夢を語る~
ニコン・エリクサジェン サイエンティフィック社ジョイントセミナー
パネルディスカッション


演題1 iPS神経の電気活動に基づく創薬支援
講師:東北工業大学 工学部 電気電子工学科 准教授 鈴木郁郎 先生

創薬における安全性評価および薬効評価において、ヒト神経細胞を用いた評価法が求められています。本演題では、in vitroヒトiPS細胞由来神経細胞の電気活動を指標とした医薬品の毒性評価および薬効評価の現状とビックデータ解析による可能性のご紹介と、今後の展望について、議論していただきます。


演題2 iPS細胞の高速分化誘導技術による研究開発支援
演者:エリクサジェン・サイエンティフィック社日本支店 支店代表 饗庭一博 博士

当社は研究業務の効率化をサポートするため、独自技術をベースとした高速幹細胞分化誘導試薬、凍結分化細胞(健常者、アルツハイマー病、てんかん、自閉症などの疾患株由来)、及び顧客のiPS細胞の分化サービスや評価サービスをご提供しており、本ウェビナーでは当社製品とサービスについてご紹介いたします。


演題3 ハイエンド・ライブセルイメージングのための自動培養観察システムのご提案
演者:株式会社ニコン ヘルスケア事業部ステムセル事業推進部・事業開発課・課長 坂神純子 博士

生きた細胞を経時的に観察することでエンドポイント観察では知ることのできない細胞の挙動や変化の様子を知ることが可能です。本演題では、iPS細胞由来神経細胞のような長期間の培養と観察が必要な実験を強力にサポートする、培養環境を備えた弊社の自動観察装置をご紹介します。


演題4 パネルディスカッション
パネラー: 鈴木郁郎 先生、 饗庭一博 様、 坂神純子

ヒトiPS細胞由来神経細胞は、様々な活用方法が期待されています。鈴木先生とともに、分化誘導キットや分化細胞を供給されているエリクサジェン・サイエンティフィック社と、ライブセルイメージング解析手法を開発しているニコンとともに、その活用の可能性について議論する予定です。

開催日時 11月19日(木)15:00~16:00(1時間)
費用 無料
参加方法 Youtubeによるライブ配信

お申込み(無料)


終了したセミナー

第1回:《新しい培養様式》
ライブセルイメージングが今を切り開く

演題1︓細胞培養における基本とは
「細胞培養における基本原則」「培養細胞の観察の基本原則」をふまえた適切な細胞培養・観察評価技術

演者:株式会社ニコン シニアフェロー 古江美保

演題2︓適切な細胞評価を行うためのニコンの画像取得・解析技術

演者:株式会社ニコンインステック バイオサイエンス営業部 徳永和明

開催日時 6月12日(金)15:00~16:00(1時間)

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第2回:アフターコロナの新しい細胞培養のスタイル 〜自動細胞培養システム・リモート細胞観察システムのご紹介〜

演題1︓細胞培養と細胞アッセイ ―自動化と、その課題

演者:ローツェライフサイエンス株式会社 代表取締役社長 山﨑幸登 様

演題2︓ニコンの画像取得・解析技術によって可能になるリモート細胞観察のご紹介

演者:株式会社ニコンインステック バイオサイエンス営業部 徳永和明

開催日時 8月19日(金)15:00~16:00(1時間)

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第3回:未来予測 ~AIが細胞成長を予測~
MSC培養の安定化と画像を用いたMSC良否判定予測

演題1︓培養骨髄MSCを用いた自己完結型肝硬変再生療法の取り組み

演者:山口大学大学院 医学系研究科 准教授 高見太郎 先生

演題2 細胞評価におけるAI画像解析技術応用の新たなアプローチ

演者:株式会社ニコンインステック バイオサイエンス営業部 徳永和明

開催日時 9月16日(水)15:00~16:00(1時間)

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第4回:Newノーマル ~ここまでできる画像解析~
ライブセルイメージングを用いたシングルセルトラッキングによるフェノタイプスクリーニングのご提案

演題1 創薬におけるiPS細胞由来神経細胞の有用性

演者:東京大学大学院薬学系研究科 ヒト細胞創薬学寄付講座 特任教授 関野祐子 先生

演題2 ライブセルイメージングを用いたシングルセルトラッキングによるフェノタイプスクリーニングのご提案

演者:株式会社ニコン ヘルスケア事業部営業部 魚住孝之

開催日時 10月30日(金)15:00~16:00(1時間)
動画アーカイブ 近日公開予定

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