顕微鏡を通して 

広げる世界

広がる世界

NIKON JOICO AWARDとは

科学に基づく顕微鏡画像は、芸術性と学術性を兼ね備えている
こうした画像に触れた人々には新たな価値や創造がもたらされるのではないか

もっと多くの方々に顕微鏡を通して見える世界に触れてほしい、そういう思いで2019年 NIKON JOICO AWARDをスタートさせました。

顕微鏡を通して見える世界は、想像ではなく、科学に基づいて広がる世界です。
この世界は、研究者一人一人異なる世界であっても、顕微鏡画像に秘められた最先端の科学、そして何よりも研究者がワクワクとしながら取り組んでいる科学の世界は、見るものを刺激し、新たな世界に導いてくれると信じています。

研究者の方々には、顕微鏡画像を通して、科学そして芸術を伝える場として
NIKON JOICO AWARDを訪れていただいた方々には、顕微鏡を通して見える世界に触れていただく場として

顕微鏡を通して 世界が広がる 世界を広げる

を目指して活動してまいります。

JOICOとは

“JOICO(ジョイコ)”とは、当時の社名である日本光学工業株式会社を直訳した”Japan Optical Industry Co.”の頭文字をとってつくられた商標で、 1925(大正14)年に発売されたニコン設計による初の顕微鏡です。

ニコンは創業時から顕微鏡の開発に携わり、当時の定款の生産品目にもあげられていました。顕微鏡の発展に力を尽くしたのが、ドイツから招いた技術者の一人であり、顕微鏡設計に豊富な経験を持つハインリッヒ・アハトです。顕微鏡用の対物レンズの設計に着手し、ドイツ流の新方式を採用しながら改良を重ね、レンズの精度を向上させていきました。その努力が実り、1925年には「JOICO顕微鏡」を発売。最大765倍まで拡大できる、当時としては画期的な顕微鏡でした。